私は、平成1年に司法書士になって以来ずっと個人事務所で仕事をさせていただいてきました。今回、70歳になったのを機に事務所を法人化し、「彩北司法書士法人」といたしました。
古来稀なりの歳になって今更かい。と突っ込みが入りそうですが、実は名前が変わって看板を掛け替えただけの様にも見えますが、実は深ーい思いがあります。
機会がある都度皆様にお話ししていることではありますが、1人の資格者(弁護士でもお医者様でも先生と呼ばれる人は皆資格を持って仕事をしています。)が経験できることは世の中のほんの、ほんの一部です。自分が経験したことだけを糧にして星の数ほどある皆様のお悩みに応えていくことは容易なものではありません。資格者同士が連携しノウハウを交換しながら期待にお応えしていくことができなければ、司法書士もいつかはお呼びでない、役に立たないものになってしまうでしょう。
ホームページに載っている書式にデータを当てはめる仕事だけしていたのではいけないと思うのです。法人化することにより、個人事務所であった当時は、私の影武者のような役割をしてくれていたスタッフが、法人の機能の一部として、独立して職務を遂行できるようになります。司法書士資格を有するスタッフなら、1人で一つの仕事を完結することができます。そしてそこで得られたノウハウはスタッフ全員のノウハウとなり皆様のお悩みを解決する一助になるはずです。さらに、同じ資格をもつ方を法人のスタッフとして迎えて、ノウハウを共有していければ、その方が独立し別の場所に事務所をもったとしても変わらずノウハウは共有できます。そんなゆりかごのような場所にしたくて彩北司法書士法人を設立しました。
2025年6月11日